たくさんの知識を身につけて、お客様と同じ土俵に立てるようになりたい。

就職活動時は、学生時代に力を入れて学んだ中国語を活かせる環境がある会社に入社したいと考えていたため、商社を中心に見ていました。説明会で伊藤忠マシンテクノスを知り、選考前に行われた座談会に参加した際、ざっくばらんに話せる風通しの良い雰囲気に惹かれて選考に進み、入社を強く志望するようになりました。

現在は、自動車の部品メーカーさんを中心に担当しており、自動車の部品製造過程で使われる工作機械を探して、提案・提供する仕事をしています。入社前に想像していた以上に大変なことは多いと感じます。工作機械にはどういう種類があるのか、どういった加工ができるのか、また機械だけでなくそれに携わるあらゆる事に対する知識を得るために、とにかく勉強をする毎日です。

先輩と一緒に数多くのお客様を訪問し、お客様と先輩とのやり取りを聴きながら、わからない専門用語をメモして、帰社してからひとつひとつ調べて理解するようにしています。初めは何を話しているか全くわかりませんでしたが、勉強を重ねるうちに少しずつ会話が理解できるようになってきました。それでもお客様やメーカーさんと同じ土俵に立って商談ができるまでにはまだまだ先が長いと感じるので、今後もたくさん勉強して、早くお客様に信頼される存在になりたいと思っています。

将来の夢は中国に駐在すること。経験を積み、信頼される人間になりたい。

先日、お客様に納入している2台の工作機械のうち、いつも使っている新しい方の機械の1台が止まってしまうアクシデントがありました。止まった原因を解決するために必要な部品を機械メーカーさんに問い合わせたところ、その部品は在庫がなかったため、お客様と相談し、応急処置としてもう1台の古い工作機械で使っていた部品を乗せ替えて使おうという事になりました。初めは問題なく動いたのですが、少し経ってからまた止まってしまい、今度こそ新しい部品が必要になりました。機械メーカーさんに相談したところ、私の必死さが伝わったのか、さまざまな事業所から必要な部品を集めて探してくださり、お客様に無事、部品を提供することができました。

その件があってからは、機械に関する問い合わせなど、お客様は直接私に連絡をしてくださるようになりました。お客様に頼られていることを実感することができ、仕事へのやりがいを感じます。また、機械メーカーさんとの人間関係を築けた事も嬉しかったです。

私の将来の夢は、仕事で中国に駐在することです。そのためにも、まず国内で工作機械についての知識をしっかり習得し、さまざまな経験を積み、社内外問わず信頼していただける人間になるのが今の目標です。

いい意味でのギャップは、会社全体で新人を育ててくれる環境。

入社してびっくりした事は、社内の研修が手厚いことです。入社後のビジネスマナー研修、伊藤忠マシンテクノスでの社内研修はもちろん、それ以外にも、貿易実務、財務経理…など、会社やビジネスの全体像がわかるような研修も、仕事の隙間時間に受けさせていただいています。

またいい意味でのギャップは、自分が思っていたより周りの先輩方が気にかけてくれることです。自分の部署だけでなく、他部署の先輩からも食事に誘っていただいたり、会社全体で新人を育てよう、という空気が感じられます。
他部署との交流も活発で、若手社員が中心となって運営する部活動も盛んです。私は今、野球部の自称マネージャーとして(笑)、試合にも遊びに行かせてもらっています。

暖かく育てていただいている環境に感謝すると共に、早く恩返しができるよう努力を積み重ね、成長していきたいと思います。

積極的に取り組み、目標だった中国駐在へ。
文化の違いを感じながら働いています。

2023年現在、上海に駐在しております。日本人も比較的多く、生活面であまり不便を感じることはありません。ただ、仕事面では、日本と商売に対する考え方がかなり違う(売買で商社をはさむことが少ない)ため、お客様に当社と付き合う事にメリットを感じてもらえるよう、日々いろいろな商品や客先について勉強しながら営業活動をしています。また、商談で中国語を使う場面が多いので、専門用語についても引き続き勉強中です。

新卒で入社して5年目ですが、正直この年齢で海外駐在できるとは思っていませんでした。最初の1~2年はとにかく毎日勉強で、分からないことは、調べたり先輩に聞いたりして少しずつ知識をつけ、商品説明会や実際に設備を見る機会があれば、積極的に参加していました。入社当初から“中国に駐在する”という目標があったため、中国含めた海外案件があれば、やったことがない仕事でも積極的に手を挙げ、まわりの先輩方にサポートいただきながら、取り組んできました。それと、まわりにはつねに「将来、中国駐在したいです!」とアピールしていましたね(笑)。そういった熱意や仕事への姿勢を評価していただき、今回の駐在に至ったと思っています。

何年間中国で仕事をできるかは分かりませんが、少しでも会社の売上に貢献するとともに、社内外から、「この人が駐在で来てくれてよかった」と思ってもらえるようになることを目標に、これからもまい進していきたいと考えています!

※2023年12月に追記した内容となります。

※この記事は2019年12月のインタビュー当時の内容となります。