スケールや金額感に感じた「おもしろそう!」から
機械という未知の世界に挑戦。

もともと人と話すのがすごく好きで、営業職に興味を持ちました。どの業界にしようかと悩んだとき、せっかく仕事をするんだったら、自分が普段の生活で関わらないような商材がおもしろいかなと思って。いろいろ業界を見ていくうちに、規模や金額の大きさから、機械商社に興味を持ちました。他の業界も見たんですが、扱う産業用の機械のサイズや、扱う金額も億とか何十億みたいな金額なので、「自分じゃ絶対普段買えない!」と思って(笑)。工場の方など日常生活で関わることが少ないような人たちと話せることもとても魅力的に感じました。

入社まえに、多少機械については調べましたが、本当になにもわからない状態で入社しました。はじめは、打ち合わせに入っても何を言っているか全然理解できませんでした。数値も専門的な用語もわからず、ただただついていくのに精いっぱい、1年目はずっとそんな状況が続きました。1年目の3月にやっと、打ち合わせの会話になんとなくついていけるようになった感じでした。

私は入社以来、同じ設備を扱っています。機械の業界って、数年やっただけじゃわからないところがやっぱりあって。経験が積み重なってだんだん自分のものになっていく、じゃないですけど、知識をつけて一人前になっていくので、1年ごとに部署や担当業界が代わるということはあまりないですね。でも、自分がやってみたい仕事や異動などの希望を伝えるタイミングはあるので、そういうことを発信して良い、風通しの良い会社なんだなと思います。

多くの業界で注目されている脱炭素や環境につながる設備。
たくさんの相談をいただくなかで感じるやりがい。

私が現在扱っている、バイオマスボイラという商材は、CO2を排出しない“バイオマス燃料”というものを使って蒸気を発生させるものです。化石燃料とは違い、CO2を出さないという意味で脱炭素につながる、環境に配慮した設備です。CO2削減は国の取り組みでもあるので、各企業が実現のために、脱炭素の設備を導入しようという風潮が業界を問わず出ています。日本全体がそういった流れなのかなと感じます。

そんな風潮から、社内外を問わず相談を受けることが増えているんですが、“CO2排出削減に貢献しています!”みたいなものって、大企業が多く取り組んでいるイメージじゃないですか。じつは意外とそんなこともなくて、中小企業も考えているんだなと、業務を通じて気づかされました。みなさんが知っているような大企業だけではなく、中小企業のお客様からの問い合わせも受けており、時代を感じます。

とはいえ、正直、「自分が環境対策に貢献している!」という気持ちはそんなになくて。社会貢献に関わるというよりは、いろいろな業界・立場の方からご相談をいただいたり、他の部署の方々がつないでくださったりするような商材を扱えることにやりがいを感じます。ふつうは、“この業界がお客様!”みたいなところが多いと思うんですよ。でも、そうではなく、いろいろな業界の人と同じテーマの会話をできることが、とても楽しいです。お客様も、メーカーの方もいい人ばかりで、本当に周りの人々に恵まれてここまできているなと思うので、その人たちのためにやっている感覚のほうが大きいです。

明るく元気よく、ポジティブに働きたい。
経験を通して、新しい知識が増えていくことが楽しい。

先輩と話しているとき、「もっとこう攻めていきたいんだよね」という話を聞いていると、ガツガツしてるな〜アツいな〜と感じるし、聞いていて楽しいです。プラス思考の人のほうが一緒に仕事をしていても頼もしいですし、自分も後輩にそんな姿を見せたいなと思っています。2〜3年目はプレッシャーを感じて大変に思うこともありましたが、4年目になって壁を乗り越えたというか、「楽しんで仕事をする」ということの大切さを感じたんです。人生の8割は仕事をするのだから、いかに楽しむか、ですよね。私にとっては、いろんな経験をして新しい知識が増えることやお客様と対等に話せる瞬間が楽しいです。これからもっと勉強して、いろいろ経験を積み、成長していくなかでも、楽しむ姿勢は変わらないままでいたいです。

ちなみに、女性の営業職ってどうですか?という声もありますが、女性だから不利だなと思うことはとくにないです。出張は体力が必要なので、個人的には移動がすごく大変だと思っていますが、この間、上司が「最近、出張きつくなってきたんだよね」と言っていたので、(男女問わず)みんなきついんだなと思いました(笑)。

伊藤忠マシンテクノスは1年目からずっと裁量を大きくやらせてもらえる会社なので、最初できなかったことがどんどんできるようになっていく点がすごく楽しいと私は思っています。自分たちがやりたいこと、たとえばもっと売り上げを上げるためにどうしたらいいかを自分たちで考えて行動してみる。それに対して、‘No’といわれないところはうちの会社ならではです。就活はつらいことも多いと思いますが、楽しみながらがんばってください!