伊藤忠マシンテクノスは、「ものづくり」における唯一無二のトータルソリューションプロバイダーを目指しています。国内に存在する様々な機械専門商社と当社の最大の違いは、自社で専門の技術部隊を有していること。当社では、全従業員の約20%が、技術者です。また、静岡県富士市に工場も設けています。これらは、商社としては極めて異例のこと。高い専門性を持った技術部隊が、当社の事業優位性となっています。
技術職は、営業の強力なパートナーとなってビジネスをアシストします。
第一の役割は、営業の商談に同行し、お客様からの技術的な質問に対して、専門家の立場から的確な返答をすること。お客様は、技術畑の方がほとんど。その道のエキスパートからの問い合わせにスムーズにお応えすることで、信頼獲得につなげます。
第二の役割は、受注後の仕様決め。技術者が関わる製品は、輸入機が中心です。メーカーは海外がほとんどなので、電話やメール、さらに現地での打合せを通して、細かい仕様を決定します。その後、お客様とともにデザインミーティングなど詳細をつめ、機械の製作に入ります。
第三の役割は、出荷前検査。事前に決定した仕様と相違はないか、また性能面での不備がないかチェックします。お客様の要望によっては、出荷後の納入据付、試運転まで担当することも。特に近年では、こうした業務をアウトソースする傾向が強まっており、当社の技術職の介在価値がますます高まっています。
そして、第四の役割がアフターサービス。お客様が最も心配されるのは、このアフターサービスです。海外メーカーの場合、万が一のトラブルの発生した場合でも早急なサポートが望めないことがネックとなります。だからこそ、私たちがメーカーに代わって非常時の対応やメンテナンスまで手がけられることが、お客様の高い満足度の理由となるのです。
技術的にも価値が高く、世界的にも高シェアの製品に携われるのが、当社の面白さ。食料・飲料機械、省エネルギー設備から最先端の航空機製造装置まで幅広い分野の製品を提供しています。また、商社だから経験できるグローバルなものづくりの技術サポートも、私たちの仕事の面白さです。