ダイスローラ加圧による疲労強度UP。
従来熱処理硬化と比べ環境負荷の大幅改善と
ライン対応が容易。
ジャーナル及びピンのフィレット部を特殊ローラで加圧して、疲労強度向上と表面硬化及び面粗さ向上が可能。
また、オプションにて歪み矯正機能の追加も可能。
高周波や窒化処理等と比較して格段に疲労強度が向上するだけではなく、1本毎に物理的ポイント加圧するため熱処理で発生するようなムラもなくローダーによる自動化ラインが容易であります。
環境負荷も低くランニングコストにおいて優位性があります。
1889年設立され、1920年より鉄道用車輪旋盤を製造販売し1950年よりクランクシャフト用ディープロールマシンを開発し今日に至る。2001年よりNILES-SIMMONS-HEGENSCHEIDTGroup(NSH)となる。
ディープロール加工は材料表面層に塑性変形が起こり最も負荷のかかるフィレット部の三次元残留圧縮力を増加させます。また、ディープロールで加圧される表面圧が残留圧縮応力を生み出すため、負荷がかかった場合の引張応力発生を軽減します。
ディープロールを最適化することで、約200%以上の耐疲労性向上だけでなく、材料加工硬化による表面硬度向上が動的応力や腐食への耐性も向上します。
船舶エンジン用大型クランクの実績もあり、最⾧6mまでの納入実績がございます。
※組立クランク不可
伊藤忠マシンテクノス株式会社では、自社に技術部隊を有し、お客様に満足いただけるよう技術サポートを提供しています。
輸入機のように海外メーカーの設備においても、仕様決め・納期/価格交渉・輸送・据付調整・納入後のメンテナンスの窓口を一本化で対応します。