UTECO社「SAPPHIRE EVO」は、Kodak社のインクジェット技術とUTECO社のウェブハンドリング技術を結集させる事で、速度100m/min以上の高速デジタルインクジェット印刷を実現しました。
特に、インクジェットにはKodak社のコンティニアス方式を採用しており、ランニングコストとメンテナンス費用の低減を実現しました。また、水性インキを使用により環境にも配慮した次世代型のデジタル印刷機となっております。
UTECO社(イタリア・ヴェローナ)は、設立より30年以上の歴史を持ち、世界で毎年約70~80台のフレキソ印刷機を販売・納入しています。水性インキ使用による低環境負荷や、従来のフレキソ印刷では考えられなかった印刷品質の高さで、日本の市場においてもその実績を増やしています。また最近ではフレキソ印刷機に加え、グラビア印刷機やデジタル印刷機にも実績を増やしております。
SAPPHIRE EVOはKodak社のコンティニュアス方式のインクジェット(Stream)を搭載しています。特徴はDOD方式よりも均一な円形ドロップ形状の精製が可能になり、より正確に着弾させる事が可能になります。また高速噴射技術により、より高色彩のカラーの再現と高速印刷の実現が可能になります。現在、このコンティニュアス方式のインクジェットを搭載しているデジタル印刷機はこのSAPPHIRE EVOのみです。