自動車向けダクトの成形技術革命
自動車の軽量化、エンジンの小型化等に伴う車載部品の樹脂化への対応・開発が進む中、2次元ブローや射出成形といった従来の方法では成形できなかった「長く、複雑な形状のダクト」をサクションブロー成型技術を用いてワンプロセスで成形することができます。吸気系ダクトのみならず、EV化による冷却配管用途でも採用の実績有り。細経・長物にも対応可能です。
S.T.社は1980年にプラスチック加工機械メーカーとしてイタリアで設立されました。産業用途専用の押出ブロー成形機に特化したメーカーで、世界でも数少ないサクションブロー成形機も製造しています。近年では、従来の自動車関連だけでなく、複合圧力容器アプリケーションや再生可能エネルギー産業向けソリューションに焦点を当てた新製品及び最新技術を提供しております。
https://www.st-blowmoulding.com/
押出機でアキュムレーターに樹脂を充填し、パリソンを成形します。そのパリソンが既に閉まった金型上部に入り、反対出口からエアー吸引を行う(サクション工程)ことで、パリソンが金型内の形状に沿うようにして金型下部まで行き、その後膨らます(ブロー工程)ことでダクトを成形する方法です。この成形方法により、以下のようなメリットがあります。
日本国内でデモ機見学、サンプル成形テストを行うことができます。詳細はお気軽にお問い合わせ下さい。
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