高速・高品質・高効率。安全かつクリーンに作成可能な試験片切断装置
COMPCUT ACSおよびPCRは、複合材などの破壊検査に用いられる試験片を非常に高品質な断面で切り出せる革新的な設備です。切断可能な材料はCFRP(熱可塑・熱硬化)をはじめ、アルミ、CMC(セラミック複合材)、ハニカム等にも対応。
手動での複雑な操作や手間は不要で、ガイドに合わせてワークをセット、プログラムにより連続・自動で試験片を切断するため、これまで膨大な本数を切断するためにかかっていた工数を大幅に削減します。また切断面の仕上がり品質が優れ、従来必要であった後加工がほぼ必要ありません。
Sharp & Tappin Technologies Ltd社は2003年にイギリスで設立されたエンジニアリング企業です。COMPCUTは増え続ける複合材部品の適用拡大に伴い、試験片製造の需要に応えるべく創設され、年々採用実績を広げているニッチトップブランドです。
ウェット加工により粉塵発生を行わず、クリーンな環境での切断が実現可能です。必要な試験片の幅と個数を設定する事で、連続かつ自動で試験片を製造します。
オプションとしてドライ加工や、テーブルよりも長いワークを保持するための受けなどのオプション対応も可能です。
Compcut PCRは、ダンベル型や中抜き穴がある試験片製造を行うための精密3軸ルーターです。バックラッシフリーのボールねじと見た目に対して大きく取られた剛性のあるボディにより高い加工精度を実現。専用CAMソフトも標準搭載しており、直観的に図面を加工面に割付し、プログラム作成を行う事が可能です。
専用設計のスピンドルはS1定格で3kW、最大5kWの出力を誇り、5,000-50,000RPMの高速回転が可能です。
ラインナップはPCR300, PCR600, PCR1200, PCR2000の4種類。それぞれワークサイズ300×300、600×600、1200×1200, 2000×2000mmに対応しています。
ウェット加工により粉塵発生を行わず、クリーンな環境での切断を実現します。
また多彩な工具、治具、プログラミングも同時に提供可能であり、ターンキーでの支援が可能です。